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ハマグリ、ハマグリ、ハマグリ

2011/03/09

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フリッパーズギターの名盤カメラ、カメラ、カメラをパクったってバレバレですね。どうも、はっさくの皮です。 いやーしかし皆さんまあなんですねぇ、それぞれの冬、それぞれの愛が終わるとか終わらないとかいうこの季節いかがお過ごしでしょうか。 明日ーじゃなくーあっ、さてー今週のランチを発表します。 パンパカパーン、パンパンパンパンパンパンパンパカパーン! ボストンクラムチャウダーでっしゅ。 ミルポワ(香味野菜)や豚バラ肉の塩漬けを燻製といって木のチップで燻したもの(ベーコン)のうまみが凝縮したスープに、ハマグリのシーダー(だし)をあわせて、クリーミーでドリーミーなスープ仕立てにしてしまいました。見た目は素朴ですが深い味わいのゲーカー(陰)には相応のカンジー(時間)とマーテー(手間)がかかっています。ハマグリからとったスープに生クリームを加えたときの旨さといえば、これに勝るものはないのではないとか沢山あるとか。とにかくですねー具だくさんなんですからー。 アメリカ生まれのプースー(スープ)です。
ご紹介するCDはceroです。武蔵野出身の四人組。長閑な風合いの中、ヒップホップやサイケを練り込んで、セカンドライン、カリビアンなども取り入れた柔軟な音楽性は70年代の細野晴臣さんのようです。本秀康さんのジャケットのままの音楽です。 一聴して、その乱反射するイメージの渦に巻き込まれます。 フィッシュマンズやキセルのサイケ感、アニマルコレクティヴやスフィアンスティーヴンスの映像喚起力。クチロロを思わせる跳躍力あるラップや断片的に耳に飛び込んでくるリリックも面白く、狐の嫁入りなどという古典的な日本語とコンビニといった現代的風景が平然と同居し、スピード感溢れる東京のサウンドスケープを描いています。スティールパンやマリンバ、クラリネット、バイオリン、チェロ、オルガンなども駆使、ラビリンスのようなポップミュージックを作り出しています。情報量は半端ないッス、でもそれ以上につたえたいイメージや世界観が明確です。エキゾチックでノスタルジック、しかも未来を感じさせる。なんて楽しみなバンドが出てくるんでしょうか。 はっぴいえんどやティンパン
アレーを思わせるユーモアと音響、小坂忠のうたにあるよな詩情がヒップホップを通過した感性の元で並べられ、空想から生まれたストーリーを演出。20代半ばでここまで豊かな音楽性を備えたバンドに出会うのは何年ぶりでしょうか。しかもこれがクールなアーティスト集団ではなく、きのおけない仲間で作られているということがたまりません。 エコモのお客様に申し上げます。ceroのワールドレコードで腰がおっちょっれるまで踊りましょ!楽しいなぁ(関西弁でー)

 

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